えっ?メールでOK?転職の内定辞退の方法!

転職での内定辞退どうしよう?

長い転職活動を終えて内定を獲得できた転職者のみなさま、おめでとうございます!

次の職場での明るい未来となるよう応援します。しかし人によっては後1つ憂鬱なことが待っています。それは複数内定を獲得した方が、入社する1社を絞り、その他の会社に内定辞退の連絡をします。

実は一連の転職活動のなかで、内定辞退が最もストレスを感じると言われています。

  • 「面接中にとても丁寧に対応してくれたな」
  • 「内定を断ったら、その会社に迷惑がかかるな」
  • 「内定辞退の連絡を入れたら怒鳴られそう」

上記のようなことを考えてしまうため、なかなか内定辞退連絡をするその1歩が踏み出せません。そうなると人は、最もストレスが掛からない「メール」という方法で内定辞退ができないか考えると同時に、内定辞退をメールで行っても良いのかとも思います。実際はどうでしょうか?

内定辞退はメールでも良い

ずばり申し上げます。転職の内定辞退はメールで行っても全く問題ありません。詳細な理由は後述しますが、現在のようなインターネットが普及している時代ですと、むしろ会社側、転職者側どちらもメールが最適になります。

内定辞退がメールでOKな理由

内定辞退の手段は何ですかと聞かれて思い浮かぶのは、対面、電話、メール、手紙の4つだと思います。

インターネットがまだ普及していない時代は対面、電話がメインだったと思います。しかし現代はメールで内定辞退を行うのが、最もお互いのためになります。その理由を紹介します。

お互いの時間を節約できる

上記に挙げた内定辞退4つの手段は、メールを除けばどれも会社の人事、転職者ともに時間を取られる行為になります。

働いている方なら分かると思いますが、労働者は毎日忙しく業務をこなしており、ちょっとしたことでも時間を取られたくないと思っています。

それが対面となれば人事は空き会議室を予約してなどに時間が掛かり、電話であっても一旦業務の手を止めて対応しなければなりません。

比べるとメールはパソコン上でいつ開いて読んで対応してもよいため、業務スケジュールを組みやすいので人事としてはありがたいです。

手紙もメールと同じではないかと思うかもしれませんが、手紙は書類として残す必要があり、かさばってしまうので避けたほうが無難です。

内定辞退をした証明となる

電話で内定辞退をした場合ほとんど無いかもしれませんが、例えば人事がその後の処理を忘れた、辞退にむかついたからいじわるで処理しないなど、内定辞退がされていなかったという可能性もあります。そうすると転職者にとても不利になります。

ですので、メールですと送信履歴が残るため、仮にミスで内定辞退処理が行われていなくとも、転職者に責任を問われなくなります。このように「私は内定辞退をしました」という安心を得るためにも、メールが最適です。

実例:内定辞退のメール文

以下にメールに書く、内定辞退の例文を紹介します。

○○株式会社
人事部
×× 様

お世話になっております。転職太郎と申します。
先日は貴社内定を頂き誠にありがとうございました。

大変申し上げにくいことですが、一身上の都合でこの度貴社より頂いた内定を辞退させて頂きたく、ご連絡差し上げました。

××様には面接など、貴重なお時間を割いて頂いたにもかかわらず、このようなご連絡になりますことを大変心苦しく感じております。

本来であれば貴社へ直接お伺いし、お詫びを申し上げるべきではございますが、メールでのご連絡となるところを、何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げます。

この度は貴社にはたいへんご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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住所 :〒111-2222
東京都港区1-1
氏名 :転職 太郎
TEL : 090-3333-4444
E-mail:tensyoku.1234@gmail.com
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ポイントは、まず結論である内定辞退することを挨拶の直後にすぐ書くことです、その後ろにあなたの会社の内定を辞退することを本当に残念に感じていますという思いを書いていきます。このように書けば決して失礼な文章にはなりません。

まとめ

いかがでしょうか。

転職の内定辞退はお互いがスムーズに処理できるよう、メールで行うというのがポイントになります。転職活動最後の砦になりますので、この難局を乗り切り、次のステージで頑張りましょう!