就職活動はいつから始めればいい?特定の立場の目線で紹介

「就職活動をいつから始めればよいのか悩む…。」「1年前から準備しなければならないほど就職活動は過酷なの?」このような声や疑問を発するかと思います。

本来就職活動は『就職しやすい時期』を選んで行うのが一般的です。

しかし、「この時期から就職活動をしないといけない。」という固定概念に囚われる必要性はありません。

就職活動をいつから始めればよいのか、ある『立場』の方々の目線と共に紹介していきます。

就職活動は特に決まった時期がない

新卒の方であれば4月入社に向けて数ヶ月前から就職活動を行うのがセオリーです。

例えば2月辺りから活動開始とか♪

しかし、実は『全体像』からすると2月からにこだわる必要性がないのです。

4月入社を想像している人は新卒者と同じ目線で新入社員として働く、または社会人に復帰して働くことに過ぎません。

就職したいのは新卒者だけではない

その理由を紐解いていくと、就職したいのは新卒者だけではないのです。
実は新卒者以外にもこういった立場の方々がいらっしゃいます。

他にも中途採用者や第二新卒などの人々がいるから

中途採用者とは一般的に正社員などで働いた一定の社会経験があり、時には即戦力として求められる人材のことです。
中途採用者は企業が求人を出していたら、自分で働きたいマッチした環境と判断したら応募します。
あとはその企業によって書類選考から応募者をふるいにかけるところから始めて、書類選考が通過したら応募者に連絡がいくシステムは普通の就職活動と変わりません。
第二新卒者とは一般的に学校などを卒業してどこかの会社で一度は就職したものの、社風などが合わず一度退職をして、短期間のうちに再就職を目指そうとする人達のことです。
ひと昔前までは『第二新卒』という言葉すらなく、一度会社を辞めてしまったら一種の『レッテル』を貼られ、短期間での再就職が難しい状況下にありました。
しかし現在では時代が変わり、第二新卒向けの求人が多く飛びかっているので、第二新卒者でもいわゆるセカンドチャンスがあるわけです。

ニートだって働く気になったら応募する

少々失礼な話ですが、働く気がない自由気ままな生活を送っているような『ニート』と呼ばれる人達だって、何かしらのきっかけで働く気になり求人に応募することがあります。
その方たちにとっては時期が重要というわけではなく、働く気になった『今』が重要なのです。

いつから就職活動を始めるのか

では実際にいつから就職活動を始めるのか、主だった3つの立場の視点から具体例を交え紹介していきます。

新卒者の場合

新卒者を高校3年生が4月に新社会人として働くと仮定した場合、高校側も就職のサポートをすることを考慮すると、就職の内定をもらうために動き始めるのが一般的に9月からとなります。

高校生を採用するための解禁日が影響し、応募が可能な9月からとなるのです。
学校によってはその前から面接対策などを実施して就職活動の一環として行っている場合もあります。

内定狙い以外で活動していたとすると、遅くても年をまたぎ2月までにどこかの会社で働くことを決めることになるでしょう。

第二新卒者の場合

第二新卒者と言われるだけあって、一度4月に新卒者としてある会社に新人として入社したものの、何かしらの要因で5月のゴールデンウイーク中に辞めてしまったとします。

そうなると次に就職時期としては9月や10月がベストシーズンとなるのです。
そこから逆算すると活動時期は2か月前の7月頃、早くても6月頃になります。
最悪1年間棒に振って、第二新卒としてまた4月入社を目指す人もいるので、判断が分かれるところです。

中途採用者の場合

中途採用者だと時期関係なくいつでもいいです。

4月入社、9月入社、最近だと1月入社なんてあります。

つまり、中途採用者にとって活動時期は1年じゅうということになるのです。

まとめ

再結論として、就職活動時期は様々な人の立場を考慮するといつでもいいのです。

全体論としてはそうですが、就職時期を見定めてその2か月前から就職活動を始めるパターンが多いようです。

新卒者、第二新卒者、中途採用者などの立場の違いから考えるとそのようになるのが合理的と言えます。