転職の面接で落ちまくったら考えるべきこと

転職活動の面接で落ちる度に、自己嫌悪に陥り、自信を無くし、また面接に落ちる。負のループですね。

しかしこんな経験がある方が多いのもまた現実です。

採用枠は企業によって異なりますが、基本的に採用する人より不採用になる人の方が多いです。

あくまで一例ですが、一つの企業が100名の募集を受け、最終的に採用するのは4~5名程度です。

時期などによって採用人数は勿論変わります。

書類選考で約30%の人数の約30名が残り、そこから1次選考を通過するのは約10名程。

そして最終選考でさらにその半分、4~5名程が採用となるのが平均的なデータとしての数値です。

つまり、世の中には採用されている人よりも不採用になっている人の方が圧倒的に多いのです。

だからと言って安心していいわけではないのですが、その現実を踏まえた上で、面接に落ちまくった時に考えるべきことをお話していきたいと思います!

ポイント

  • ① 面接でなぜ落ちたのか自分なりにフィードバックできているか?
  • ② 改めて転職活動する上での「軸」を見直す
  • ③ ポジティブ思考

ポイント①面接でなぜ落ちたのか自分なりにフィードバックできているか?

 

面接が終わった後、その手応えに一喜一憂していませんか?

面接官に詰められて自信を無くし、落ち込んでいたり、逆になんとなく話が盛り上がったからといって選考が通ったと勘違いしてただ喜んでいたり、まだ結果が出ていない段階で過去に捉われすぎてあまり感情的になりすぎないことをオススメします。

終わってしまったことにはどうにもならないので、まずは冷静に家に帰ってからでもいいので、質問されたことをすぐに振り返ってみましょう!質問された内容と、自分の受け答え。

終わった後の記憶がまだ新鮮なうちに何かメモに残しておくといいと思います。日にちが空いてしまうと忘れてしまいますので。

自分なりにしっかりと答えるこができた内容や、答えに曖昧さが残ってしまったような内容なでを自分なりに振り返ることで、より深く自分を見つめなおすことができると思います。

簡単な例として言うならば、「あなたの強みは何ですか?」という質問に上手く答えることができていなかったと感じていたのであれば、その質問をまたじっくりと自分で考えてみることで自分を知ることができるからです。

要は、自分のことをあまりわかっていないから答えることができない、ということがほとんどだと思います。

記憶が新鮮のうちに沢山今日の面接を振り返ることで、自分を知るきっかけに繋げていきましょう!

ポイント②改めて転職活動する上での「軸」を見直す

転職サイトからオファーが来たから受けてみた、とかエージェントさんから勧められたかとりあえず受けてみたとか、自分の意志ではなく、あくまで外部の刺激に誘致されて転職を進める人がいたります。

考え直してほしいのは、そこって本当にあなたが行きたい会社でやりたい仕事ですか?周りから勧められたからやるではなく、自分でやりたいと思ったから行動に移すのがベストです。

そもそもあなたが転職活動する上で目的にしていることは何でしょうか?新しい会社に入ることが目的ですか?新しい会社に入ることはあくまで手段の一つにすぎません。

あなたがどんな生き方をしていきたいのか、その手段の一つに会社があります。

「プライベートでは家族と過ごす時間を大切にし、仕事は前職の経験を活かして自分の幅を広げたい」

と、本気で思うのであればその思いが実現できるような会社を選ぶべきです。ある程度福利厚生もしっかりとして待遇も整ったような会社です。

あなたが生きたいと強く思う理想像があるのであれば、その理想像を「軸」に会社を選んだほうが確実にあなたにとっての「幸せ」が近づいていきます。

どんな生き方をしたいのか、まずじっくりと見つめ直していきましょう。

ポイント③ポジティブ思考

結果として落ちてしまったことはどうしようもありません。

その結果を自分でどう捉えるかは自分次第です。超一流のスポーツ選手だって試合に負けたり、本番で失敗することはあります。

しかし、彼らは失敗から学び、成長してまたさらに強くなるのです。
失敗した時の方が学びが多いものです。

面接で落ちてしまったり、上手くいかなかった時は学びの機会を与えてくれたと前向きに捉えましょう。

結果を成長に繋げるためにはポジティブ思考になれるかどうかがポイントです。

ネガティブになるから負のループに陥るのです。ポジティブな思考はポジティブな行動に繋がります。

まとめ

面接で落ちてしまうことは誰しも経験します。大事なのは落ちてしまったその後の行動をどうとるのかです。

失敗から何を学び、どう次に行動していくことができるか、その行動の積み重ねが良い結果に結びつきます。

逆に失敗から何も学ぼうとせず、何もやり方を変えずに次の面接に行くからまた失敗するのです。

面接で落ちることも価値あるものだと認識しましょう。
そもそも、何をやるにしてもすぐに大きな結果なんて出やしません。

少しずつでいいので1歩ずつ前に歩いていきましょう。