転職で不可避な面接試験で落ちたと思わざるを得ない要素について解説

「面接はドキドキするよ、失敗しないように気を付けよう!」確かに皆さんそうしていると思います。

ですが、中には失敗していることに気づかないまま筆記試験を終えて面接にまでこぎ着けたにも関わらず、面接で落ちてしまう人がいるのです。

なぜ落ちたのか様々な要素を用いながら解説していきます。

面接は採用決定のウェイトを多く占める

そもそもですが、企業側がなぜ面接を行うのかご存知でしょうか?

答えは簡単!

履歴書や職務経歴書などでは判別できない人間性を知り、第一印象や身だしなみ、受け答えの正確さなども知りたいからです。

筆記試験でトップの成績を収めたとしても、受け答えできなかったり、マナーがなっていなかったりとなると結果的に面接で落ちてしまいます。

面接はそれだけ採否を決定づける重要な関門と言えます。

なぜ面接で落ちたのか?

面接結果を自分自身でフィードバックして落ちた理由を理解できる人なら別ですが、全ての人がこのように振り返ることができるとは思えません。

つまり面接で落ちた理由に気づけないまま同じことを繰り返す可能性があるわけです。

そこで面接で落ちた理由として多い要素や落ちる可能性が高い要素をいくつか取り上げてご紹介していきます。

面接時における最低限のマナーすら守れていなかった

これを守れていなかったらハッキリ言ってもう論外です。

書類選考通過後の面接は面接前や面接後でも応募者に対してマナーのチェックが行われていることがあります。

例えば携帯電話の電源を切っておらず面接待機中に鳴ってしまったら(時にはバイブ音でも)重大なマナー違反となります。

場合によっては一発アウトも…。

幾度も面接の練習をしていればこのようなことにはならないと思いますが、ぶっつけ本番タイプの方がいたとすればこのようなことになってしまうでしょう。

第一印象そのものが『悪い』

人間の第一印象はメラビアンの法則により55%が目からの情報、つまり見た目で判断されます。

面接ではさらに声の大きさや話し方などを知るために耳を使い、それで38%の情報を補足で得ることになります。

残りの7%についてはここでは割愛しますが、スーツを着て面接に臨む際にネクタイがよじれていたり、髪の毛を十分にセットせずボサボサの状態で面接官の前に現れてしまったりしたら印象を大きく損ねてしまいます。

きっと「なんだコイツは?こんな調子でウチの会社が務まるのか?」と早くも不採用の空気を醸し出してしまうのです。

第一印象が悪いと事実上不採用になってしまうといっても過言ではありません。

入室・退室時における度重なるマナー違反

例えば入室時においてノックをし忘れたとか、ドアを強く閉めて『荒い』印象を与えてしまったとか、会釈を忘れてしまったなど、小さなマナー違反が度重なると面接官の印象を悪くしてしまいます。

仮にポイント制だとしたらマイナスポイントが積み重なって不採用のラインを超えてしまうかもしれません。

小さなミスでも積み重なってしまうと恐ろしいですね。

質問内容とズレた回答を連発

例えば面接官が「あなたの趣味は何ですか?」と質問すると応募者が「私は農作業が好きで毎日精を出して尽力しています。野菜を育てることが私の生きがいで…」なんとなく面接官と応募者との受け答えにズレを感じるかと思います。

余計なことを言い過ぎて質問内容とズレてしまうパターンです。

また志望動機を改めて聞かされた際に、履歴書に書いた内容と違う回答をしてしまう場合があります。

志望先の企業に送って履歴書のコピーを取り忘れて起こりえる悲劇です。

ズレた回答を連発してしまうと「話の内容をきちんと聞けない人」という風にとらえられ面接で落ちてしまうのがオチです。

質問に対する返答で言葉が『詰まりやすい』

面接官から質問された際に言葉に詰まる時があります。

予想していない質問が1つくらいきて返答するまでの間、言葉が詰まってしまうことならあるかもしれませんが、面接官が「あなたの長所を教えてください。」といった質問が飛んできた場合、言葉に詰まってしまうと覇気がないとか活気が感じされないなどのネガティブな評価をつけられ大きな失点につながります。

大きな失点は採用枠が狭い場合だと致命傷となるので、言葉に詰まるシーンが多くなれば多くなるほど事実上面接落ちが確定してしまうのです。

まとめ

面接で落ちてしまう要素についていくつか紹介してきました。
これ以外にも面接で落ちたと思われる原因となる要素はありますが、その要素を改めて自分自身で振り返り、是正していくことが大事ですよ♪