「履歴書にどんな志望動機を書けばよいのか迷ってしまう…」
誰しも転職活動をする上で一度はこのような体験をされたかと思います。
そのためできるだけ採用されやすいような書き方を知りたいと思うのは必然なことです。
どのような志望動機を履歴書に書けばよいのか良い例と悪い例を交えながら解説していきます。
目次
履歴書における志望動機は必ず目を通すマストな要素
企業の採用担当者は書類選考の際、履歴書に記載される志望動機を1つの要素として判断します。
各企業によって志望動機が書類選考通過におけるウェイトに差が生じますが、一般的には履歴書における重要な部分と考えて差し支えありません。
面接でわざわざ志望動機についてもう一度答えさせることもありますが、志望動機はその企業にとって「どうしてウチの会社で働きたいのか?」たいへん興味がある部分なのです。
それゆえ採用担当者は必ず目を通すことでしょう。
転職における志望動機の書き方:良い例
志望動機の書き方について良い例に多く見かける要素について当方で3つほど挙げて説明いたします。
少なからずこれらの要素を取り入れて志望動機を記載すると書類選考通過率がアップしますよ♪
良い例①:応募先の企業に該当する情報が盛り込まれている
応募先の企業の情報をホームページなどで拝見し、その企業がどのような方向性をもって成り立っているのか知る必要があります。
例えばドコモの携帯ショップの店員として働く場合、ドコモショップならではの理由を考えることが重要です。
他とは違い『この職場でなければならない』理由を取り入れることで説得力が増します。
良い例②:過去の職務経験が活かしポジティブな文章構成
転職する立場から、応募する企業においてどんな経験が役に立つのか志望先の企業にポジティブに記載することで印象アップにつなげられます。
異業種へチャレンジする際に、営業職だった人が濃密な接客業をする場合、不特定多数の方々と接してきて人間関係を築くすべを持っていることを志望動機に入れてみるとよいでしょう。
良い例③:履歴書に記載する志望動機欄の8割以上を丁寧に埋める
志望動機を履歴書に十分必要とされる要素を入れて記載するわけですが、空欄をできるだけ埋めて最低でも8割かそれ以上で文章を敷き詰めて丁寧に埋めておきましょう。
中には必要なことだけ書いて終わり、という人もいますがそれではもったいないです。
履歴書の志望動機欄に記載できる文字量に限りがありますが、必要なことをできるだけ多く入れてアピールにつなげるのが目的です。
転職における志望動機の書き方:悪い例
志望動機の書き方について悪い例に多く見かける要素について当方で3つほど挙げて説明いたします。
今まで気づかずにずっとこのような書き方をしていた人は是正できる良い機会となるでしょう。
悪い例①:単なる『定型文』の使いまわし
御社の経営理念に共感したとか御社に魅力を感じたなどのいわゆる『定型文』を書いてまとめただけでは薄っぺらな動機として見られてしまいます。
要は具体性がないのです。
どこに魅力を感じたのか抽象的な表現だとどの企業でもこのような志望動機は使えてしまい、採用担当者からするとアルバイト感覚で応募したように感じることでしょう。
これらの『定型文』を使って記載したら書類選考の通過自体ほぼ見込めないと思ってください。
悪い例②:給料面や休日面などの福利厚生部分だけの記載
「私は給料が高く週休二日制が保証されている御社で働くことが好きです。」
このような記載しかしなかった場合、何のためにこの会社を選んで応募したのか見えなくなってしまいます。
高いカネをもらって休むときは休むといった考え方では会社のために働いてくれる人材とは思えません。
つまり給料は高く週休二日制が保証されていればなんでもいい、「ウチの会社でなくても構わないよね?」と採用担当者に思われてしまい書類選考の通過が難しくなるでしょう。
悪い例③熱意の空回り
「私は御社で役に立ちたいのでどうしても応募しました」
志望動機にこのような記載があれば一種の熱意だけは通じます。
でもどのようにして役に立つのか、そこから先の未来にビジョンはあるのか、採用担当者からすればキツイ言葉でありますが、その場しのぎの理由として切り捨てられることでしょう。
少し掘り下げるとまるで入社することがゴールみたいな…。
会社は業績を上げてくれるような人材が欲しいのが一般的なので入社がゴールみたいな考え方の人は採用しないでしょう。
まとめ
転職する際に記載する履歴書の志望動機は重要です。
良い例を引き立たせる上で悪い例も合わせて紹介しました。
今まで悪い例として志望動機を記載し続けてきた人は、この機会に良い例で記載するようにしていきましょう♪