転職活動における面接は何社くらい受けるものなのか?

転職活動において面接をすることは避けては通れない道です。

面接が好きで何社も面接したいです!なんて人は絶対にいないでしょう。

緊張もしますし、正直精神的に疲れてしまうものです。

できることなら少ない回数の面接で転職活動を終えたいという気持ちもわかります。

しかし、現実的に1社のみの面接で転職活動を終えることができる人はいないでしょうし、面接の数をこなして学べることだってあります。

そこで以下の3つのポイントに焦点をあててお話致します。

  1. 何社くらい受けたら内定が出るものなのか
  2. 数をこなして学べることとは
  3. すぐに結果を求めすぎないこと

ポイント①何社くらい受けたら内定が出るものなのか

ここ、一番気になるところですよね。

結論から申し上げますと、年齢によって異なりますので一概には言えませんが、平均すると8~10社ほどです。

20代であれば5社以下の面接で内定が出ることもありますし、逆に40~50代以上であると15社以上面接を受けることなんてあります。

現実的な話として「年齢」という要素は非常に影響を与えることになります。年齢が上がれば上がるほど、転職活動をするのが厳しくなるのが現実です。

とは言いましても、勿論、その人が持つスキルや経歴等が他の人にはない非常に特化したものであればある程度年齢が上であっても少ない数の面接で内定をとれることだってありますし、その逆も然りで若いからと言っても何も強みを持ち合わせていない人は厳しい現実だってあります。

ですので、あくまで目安だと思って転職活動を進めることが大事です。

8社受けたのにまだ内定が出ないからと言って一喜一憂するのが一番良くないので、一般的な平均としての目安だと思って下さい。

また、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業が雇用の幅を減らしていることだってありますし、世の中の情勢に影響もあるでしょう。

面接した数にこだわりすぎないようにしてみてください。

ポイント②数をこなして学べることとは

「質が大事か量が大事か」なんて話はよく聞きますよね。勿論、両方大事です。

しかし、慣れない初めのうちは質よりも量が大事です。

とにかく場数をこなして失敗して、考えて修正して、また挑戦する。

この繰り返しです。

慣れていない段階で考えすぎてしまうと、結局行動に移すことに躊躇して、結果、何もしないなんてことも起こります。

これが一番よくありません。

数をこなせば必ずその時に何かしら「気付き」があるはずです。

どんなに小さなことでも構いません。

面接官と最初に会った時の挨拶の声が小さかったとか、スーツにしわもあって靴も汚かった、志望動機が明確になっていなかった、自分の強みを上手く説明できなかった、

いくらでも「気付き」はでてくると思います。

その「気付き」に対してどう変化のある行動を次に起こすことができるか、それが数をこなしていく上で学ぶべきことです。

ポイント③すぐに結果を求めすぎないこと

仮に10社くらい受けて、平均的な数をこなしたのに結果がでないからと言って焦ってはいけません。焦りは禁物ですし、焦ってとった行動に良い結果はついこないものです。

平均的な数の面接をこなせば必ずしも内定がでるわけではありませんし、内定が出ないことに焦りを感じて、次に受ける面接の準備が雑になってしまっては何も良いとこはありません。

どの分野いても確かにすぐに結果をだしてひょんと上の方に行ってしまう人もいます。

しかし、沢山失敗した人の方が人間味も深まれば、沢山の学びを得ることもでき、また失敗の数だけ、今度は転職で悩む人に対して適切なアドバイスをすることだってできます。

1社受けてダメなら、なぜダメだったのかを考えて次に進んでいきましょう。すぐに結果を求めすぎるあまり、周りが見えなくなり、雑な行動にはならないようにしましょう。

まとめ

転職活動は人によってすぐに決まってしまう人もあれば、時間がかかる人もいます。

決して周りの人と比べずに自分のペースで進むようにしましょう。

何回面接すれば内定がとれるなんて決まりはありません。

極端な話、50社以上も受けた人が最終的に自分に合った会社から内定をとることができたのであればそれは素晴らしいことですし、受けた数を気にしすぎないようにしてください。

何社か受けてみて、一度立ち止まってみてもいいと思います。

そんな時は今一度、転職活動を通して、最終的に自分がどうなりたいのかを考えてみるのもいいかと思います。